お葬式の香典袋はいつまで保管しておくべきか

お葬式が終わったあとも保管しておきたいのが香典袋ですが、保管しておくと言ってもひとつやふたつではなく、その数は相当なものになります。参列した人の数だけ香典袋はあるわけですし、たとえば会社の同僚などの場合には代表者のみが参列して残りの人々はお香典を預けるというかたちもあります。このようなケースも考えますと、お香典袋の数は数百になることも珍しくありません。場合によっては桁がもうひとつ増えることもあります。しかも、通常の書類などとは異なり、香典袋は厚みのある用紙で作製されていますし、折り目もあるためにかなりかさばるのも事実です。

そのため、お葬式が終わったあとも長期的に保管しておくのは邪魔だと感じる人も多いです。確かに一般的な家庭に置いておくにはかなりかさばりますので、長期的な保管を義務付ける必要はありません。心情的に捨てられないということでない限りは、用事がすべて済んだ段階で処分してもいいのではないでしょうか。ただし、やはり気持ちの問題で捨てられないという人は、一周忌までに捨てるなどというひとつの区切りを自分で決めて処分してみてはどうでしょうか。このルールを決めるのは、やはり最終的には家族です。ほかの人がどうこう言える問題ではないため、それは自分自身で決断を下しましょう。

あとになればなるほど悩んでしまうものですから、そういう意味でも最初の節目である一周忌というのは賢い選択肢なのかもしれません。あまりに早く捨ててしまえばさまざまな不都合が生じますし、かといってあまりに遅いと今度はその処分を次の世代に引き継いでしまうことになります。そうなればお子さんやお孫さんは余計に手を出しにくくなってしまいますので、このような事態になるよりは最初の節目のタイミングで処分することを考えてみましょう。また、処分の際には一般的なごみとして捨ててもかまいませんが、それ以外の方法で処分してもらっている人もいます。そのあたりの方法も含めて、自分自身が決めることなのでよく考えてみましょう。