お葬式の香典袋は返礼が終わるまで確実に保管

これからお葬式を初めて執り行う上で、お香典袋の管理についても覚えておきたいものです。お香典袋はお葬式が済めば不要になると考えている人も多いのですが、それは誤解です。もちろん、管理方法にはさまざまなかたちがありますので、自分たちなりの方法で解決できているのであれば香典袋に頼らなくてもいいのですが、そうではないケースにおいて香典袋は非常に重要な存在になりますので覚えておきましょう。お香典を入れておく袋がなぜ大切なのかというと、そこには金額が書かれているからです。

今の時代のお葬式では弔問に訪れた人々に記帳してもらい、名刺などを記帳カードに添付することもあります。しかし、そこに金額までは書かれていません。代わりにお香典を入れる袋の裏側に金額を記載する欄があります。自分がお葬式に参列した際などにはここに記入した経験があると思います。この金額はお香典を管理する際に非常に助かります。遺族のもとにお香典がまとめてもってこられる際には受付係が一切開封しないで持ってくるケースと開封した上で現金のみを別にまとめて遺族に渡すケースがありますが、いずれにしてもこの金額があとで誰がいくらくれたのかを示す重要な証拠になるため、お礼をする際などに役立つのです。

現金をまとめてしまった場合には、誰がいくらくれたのかまったくわからなくなってしまいますが、その際にも裏側を見れば金額がわかるわけです。そのため、最低でもお礼などの送付が無事に終了するまではお香典袋は手元に保管しておきましょう。すぐに処分してしまう人もいますが、それではあとになって困る可能性があります。

さらに言えば、ひとつひとつ故人への思いを込めて書かれた袋でもありますので、中身を抜いたからといってすぐに捨ててしまうというのも寂しいものがあります。そのため、ある程度までは保管しておくことを考えておきたいものです。見落としがちなポイントではありますが、特にお葬式のあとに返礼をしようと考えているのであれば、袋というアイテムこそが最も大切な存在になるため、忘れないようにしましょう。